伊賀忍者・甲賀忍者の名で知られるように、伊賀・甲賀は忍者の里として知られる地です。そして、この地だけにとどまらず、各地の大名のもとで傭兵として活動する者もありました。なぜ伊賀・甲賀で忍術が発達したのか。この理由について、地理的要因・宗教的要因などさまざま考えられますが、本講座では歴史的要因について、伊賀・甲賀が他の地域とどのように違っているのか、そうした痕跡は現在でも残っているのかといった観点から考えていきます。(講師記)
山田 雄司:三重大学国際忍者研究センター副センター長 1967年静岡県生。京都大学文学部卒。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了。博士(学術)。現在、三重大学人文学部教授。専門は日本古代・中世信仰史。著書に『崇徳院怨霊の研究』(思文閣出版)、『怨霊・怪異・伊勢神宮』(思文閣出版)、『忍者の歴史』(KADOKAWA)、論文に「中世熊野の宗教的意義」(藤田達生編『歴史遺産が地方を拓く@』清文堂出版)などがある。
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