現在の世界情勢において「トルコ」から「中近東諸国」の動きが重要となります。「クルド民族」問題も重要です。しかし、いずこも世界の動乱に巻き込まれて「苦悩状態」となっています。この領域の諸国というのは大半が20世紀になって形成されたものですが、その建国経緯が問題となります。 【カリキュラム】 1、現代に至るまでの全体的な中東の歴史経緯 2、現代トルコの形成―アタ・チュルクによる欧米化革命 3、クルド民族問題とは―見捨てられたクルド民族 4、シリア等近東諸国の形成―英仏の策謀の結果 5、アラビア半島諸国―富裕となったイスラームの正体 6、現代イランの形成―アメリカが要因のホメイニ革命
小澤 克彦:岐阜大名誉教授 東京都出身。東京都立大学大学院、哲学専攻博士課程満期退学。現在、岐阜大学名誉教授。専門領域「哲学、思想史、神話・宗教、宗教文化史」。現地主義を徹底し、毎年のように西洋・中東を探訪している。
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