チェロはひとの声に一番似ている、よく耳にする言葉だけれど、これはどういうことなのでしょう? 「ブラームスの6つの歌曲集」恩師からのザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の卒業祝いに秘められたのは『弾く、を超えて歌え 歌う、を超えて語れ』というメッセージ。CDデビュー「歌の調べのように(ブラームス)」から20年、チェロは私の声となりました この講座では歌曲の分析だけでなく表現する力についてもお話ししたいと思います(水谷川講師・記) ♪演奏予定曲目 シューベルト「魔王」/シベリウス「逢引きから戻った娘」/ガーシュウィン/挟間未帆「Summertime 」/武満徹「ワルツ(映画[他人の顔]より)」ほか 【演奏会情報】 水谷川優子 チェロ・リサイタルシリーズ Vol.XVII SONGS〜奏・唄・語 日 時:2025年6月5日 (木)19:00開演(18:30開場) 場 所:東京文化会館小ホール 問合せ:ミリオンコンサート協会(コンサートマネジメント)tel:03-3501-5638 [水谷川優子オフィシャルサイト](https://yuko-miyagawa.com/) ★相互割引あり:「水谷川優子の新明解チェロ辞典」講座をご受講の方は、1割引きでリサイタルチケットをご予約いただけます。なお、リサイタルチケットをお持ちの方は会員料金にて本講座をご受講いただけます。※お電話にてご予約ください。
水谷川 優子:みやがわ・ゆうこ 「交響楽団の祖」と呼ばれる祖父、近衛秀麿の遺志により5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、同大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得てローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー・ソリストコースで研鑽を積んだ。数々の国際コンクールで上位入賞。出演・演奏したNHK FM「長崎・祈りの音色」が第 73 回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。現在、日本とドイツに拠点を置いてソリスト、室内楽奏者として活動。近年はアラブ諸国やアジアにも招聘されてオーケストラと共演、現地の音楽院でマスタークラスも行う。いままでに伊勢神宮第62回遷宮、熊野本宮大社御創建2050年などの奉祝式年、2023年は京都・東寺にて開宗1200年記念弘法大師恩謝・世界平和祈願奉納演奏会を行った。スペシャルオリンピックス日本・東京のチャリティコンサートのプロデューサー。2020年にアルバム「Black Swan〜ヴィラ=ロボス チェロとピアノ作品集」がNY Public Radio で月間ベスト新譜選出。
西本 夏生:北海道出身。早大卒、東京藝大大学院修了。スペインにてカタルーニャ高等音楽院、カステジョン高等音楽院の両修士課程修了。第1回サン・ジョヴァンニ・テアッティーノ国際ピアノコンクール(伊)第1位等、数多くの国際コンクールにて入賞。主なCDに「ヒメノ/演奏会用リズム・エチュード 第1集・第2集」や、青柳いづみことのデュオCD「Caprice~気まぐれ~」(共にALM Records) 等。作曲家ニコライ・カプースチンと直接の交流を持った数少ない日本人ピアニストの一人であり、op.145,146の2曲を献呈されている。PMF、Pòdium Matadepera(西)、Piano Pic(仏)等の音楽祭に出演。国内外にて幅広く活動を続けている。日本スペインピアノ音楽学会理事。Official HP: http://www2.furano.jp/natsuki/