『太平記』と同じく、南北朝動乱の軍記『梅松論』を勉強しませんか?時は鎌倉末期、舞台は鎌倉・京都・北陸そして鎮西の九州。武家か天皇か、中世が選択を迫った時代のダイナミックな動きを史料にそくし解説してゆきます。過去を、歴史を地図で旅する試みも楽しいはずです。新年度の新たな講座にチャレンジしてください。史料は配布。(講師・記) 2025年4月開講。じっくり読み進めます。
関 幸彦:せき・ゆきひこ 元日本大学教授 1952年生まれ。学習院大大学院人文科学研究科博士課程修了。学習院大助手、文部省初等中等教育局教科書調査官、日本大学文理学部史学科教授を経て現職。専攻は日本中世史。著書に『承久の乱と後鳥羽院』(吉川弘文館)、『百人一首の歴史学』(吉川弘文館)、『鎌倉殿誕生』(山川出版社)、『東北の争乱と奥州合戦』(吉川弘文館)、『武蔵武士団』(編著・吉川弘文館)、『その後の東国武士団:源平合戦以後』(吉川弘文館)、『武士の原像ー都大路の暗殺者たち』(吉川弘文館)、『「国史」の誕生』(講談社)、『敗者たちの中世争乱』(吉川弘文館)、『刀伊の入寇』(中公新書)、『武家か天皇か』(朝日新聞出版)など。
・適宜プリント配布 ※配布資料は講座内で繰り返し使用しますので、次回以降もお持ちください。
・Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。