壮大な王墓「ピラミッド」や豪華な宝物に飾られた「ツタンカーメン王の墓」、そして「ミイラづくりの風習」。これらは、古代エジプト人が抱いたユニークな来世観の一端を今に伝えています。今回からのシリーズでは,「ピラミッド・テキスト」や「死者の書」をはじめとする送葬文書を紹介しながら,当時の人々が期待した死後の神秘的な永遠の世界について、関連遺跡や史料の映像なども交えてお話します。 【今期の内容】 4/26 オシリス神話1 (永遠の楽園への旅) 5/24 オシリス神話2 (ホルス神とセト神の争い) 6/28 ピラミッド・テキスト (太陽神ラァとファラオ) 【次期の予定】 ・コフィン・テキスト (聖地アビュドス巡礼の旅) ・死者の書 (楽園への通行手形) ・諸門の書 (ファラオの冥界/時間の克服と復活)
宮本 純二:京都橘大学講師 10年にわたって(財)古代学研究所のエジプト発掘調査に参加し、4千年前の木製模型船の復元などを担当。
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