ノンフィクションを書くには、テーマの選び方から取材の仕方、そして表現まで様々なテクニックが必要になります。拙著『本を書く技術』(文藝春秋)で示した要点を押さえ、事実を作品化するのに必要な<基本法則>を示した上で、短編エッセイの実作をしてもらいます(希望者のみ)。作品を一つ一つ講評していくことで、事実を書く方法を身につけていただくことを目的としています。ノンフィクションを書きたい方だけでなく、漫画、テレビ、報道、写真など事実を扱う仕事全般に敷衍できる内容にするつもりです。(講師:記) 【参考図書】 石井光太著[『本を書く技術 取材・構成・表現』](https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919133)(文藝春秋、2024年) <作品提出について> ※詳しくは講座の中でお伝えします。 ※提出は任意です。 ※初回は講義です。作品提出はありません。 ◆制限枚数 ・一作品につき、400字詰め原稿用紙3枚(1200字)以内とします。 ◆原稿の体裁 ・用紙は横向きで縦書き、A4サイズ。40字×40行が目安です。文字は12ポイント程度。 ◆提出方法(メール・郵送・持参のいずれか) @メール提出 必ず件名に「本を書く技術」、件名またはメール本文にお名前を明記の上、事務局宛にお送り下さい。 ・事務局あてアドレス:kouzainfo2@asahiculture.com A郵送または持参 <郵送>〒163-0210 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル10階 朝日カルチャーセンター「本を書く技術」事務局 <持参>講座部 10階インフォメーション横カウンター ◆注意事項 ・原稿提出の際は、必ず、講座名、作品タイトル、氏名(ペンネームの場合は本名も)、ページ数をご記入下さい。 ・最終ページに 400字詰め原稿用紙何枚 とご記入下さい。 ・USBなどのメディアでの提出はご遠慮下さい。 ・郵送や持参の場合、提出作品は返却しませんので、必ずコピーをおとりください。 ・ご提出いただいた作品は、作品集にして事前にマイページへアップロードします。 教室で受講される方には、講座当日に同じものを紙媒体で配布いたします。
石井 光太:いしい・こうた 1977年東京生まれ。作家。ノンフィクション作品を多く出版する傍ら、小説、児童書、漫画原作なども幅広く行う。主なノンフィクション作品に『物乞う仏陀』『絶対貧困』『レンタルチャイルド』『遺体』『浮浪児1945−』『「鬼畜」の家』『43回の殺意』『こどもホスピスの奇跡』『本当の貧困の話をしよう』『格差と分断の社会地図』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』など。また、小説や児童書も『蛍の森』『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか』など多数。
筆記用具
Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)は講座の翌週月曜日にマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。