この講座では「心のおもむくまま」自由に色と形を作り出すことを目指します。直感やひらめきが重要なポイントです。ところがいざ描こうとすると、この「心のおもむくまま」や「自由に」というところがなかなか上手くいきません。直感やひらめきがそう簡単に起こるわけではないからです。そこで手がかりとなるのが「手の動き」です。意識する前に手が動くことでひらめきや直感に結びついていくのです。 初回は、ピカソのひらめきの原点「足」をドローイングします。ピカソは正確で緻密な描写をしていますが、ここでは手が勝手に動く感覚をつかむために、あまり考えずに線をたくさん引いてみましょう。モチーフの「足の石膏像」は単なる手がかりと捉えます。 ・レギュラークラス「ミクストメディア」と合同で行います。 ・各回テーマ @ピカソに学ぶ自由な描写の基本テクニック Aマティス流切り絵に挑戦 B音楽を聴いて抽象表現にチャレンジ
室橋 信一:むろはし・のぶかず 1952年東京生まれ。77年武蔵野美術大学油絵科卒業。79〜81年フランス国立美術学校にて研修。98年アルフォンソ・サンチエス・ルナと2人展(養清堂画廊)、版画3人展(ギャラリー52)、その他個展、グループ展多数。92〜06年「月刊ギャラリー」美術監修顧問。
・画用紙、またはスケッチブック、鉛筆 ・2回目以降については講師からお伝えします