今、世界の情勢を考える上で、キリスト教とイスラム教の動向はとても大きな影響を与えています。一神教の伝統はユダヤ教からはじまりますが、キリスト教とイスラム教はその影響を受けつつ、独自の発展をとげてきました。二つの宗教はどこで共通し、どこで違うのか。十字軍や今日のテロに見られるように、二つの宗教は対立し続けてきたようにも見えますが、果たしてそれは本当のことなのでしょうか。キリスト教とイスラム教の歴史と相互の関係について追いながら、その点を考えていきます。(講師・記) 第1回 キリスト教とイスラム教はどう違うのか 第2回 キリスト教とイスラム教はどうかかわってきたのか
島田 裕巳:しまだ・ひろみ 1953年東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、東京通信大学非常勤講師を歴任。著書に『葬式は、要らない』『創価学会』『日本の10大新宗教』『神道はなぜ教えがないのか』『戦後日本の宗教史:天皇制・祖先崇拝・新宗教』『「日本人の神」入門』『宗教の地政学』『神社崩壊』『新宗教 戦後政争史』等多数。
・教室受講の方は受講券をお持ちください。 ・教室は変更の場合があるので案内板でお確かめください。
・参考図書『なぜキリスト教は世界を席巻できたのか』扶桑社新書 ・Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。