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講座番号:7088050
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NEW 教室・オンライン自由講座 見逃し配信あり

フランス語を知るための12章

川口 裕司/東京外国語大学名誉教授講師詳細
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  • 2025/4/8, 5/13, 6/10
  • 会員11,385円 一般14,685円
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曜日・時間 第2火曜日 11:45〜13:15
回数 3回
持ち物 ・プリント教材を配布します。
備考 Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。
会員 11,385円(税込)
受講料 
10,890円
設備費 
495円
一般 14,685円(税込)
受講料 
14,190円
設備費 
495円

日程

2025/4/8, 5/13, 6/10

受講総額(税込)

会員11,385円
一般14,685円
詳細を見る お申し込み

person講師詳細

川口 裕司東京外国語大学名誉教授 1958年和歌山県生まれ。1981年東京外国語大学外国語学部フランス語科卒業、同大学院外国語学研究科に入学。1982-83年トルコ政府給費留学生としてイスタンブール大学文学部トルコ語学科に留学。1984年パリ第3大学大学院言語学研究科に留学。1987年大学院修了。再びフランス政府給費留学生として渡仏。ランス大学言語学博士。静岡大学、東京外国語大学大学院教授を歴任。 <所属学会>国際フランス語通時論学会、日本ロマンス語学会、日本フランス語学会、外国語教育学会

教室・オンライン自由講座

フランス語を知るための12章

東京外国語大学名誉教授 川口 裕司
<講座案内>
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この講座では、フランス語がどのような言語なのかを知るために、様々な観点からフランス語の特質を説明します。第1回から第4回は、フランス語がどのようにして形成されたのか、その歴史をあとづけます。第5回から第8回は、フランス語の仕組みと特徴を音声、文法、構文等の視点から概観します。第9回から第12回は、現代フランス語に見られる社会的・地理的なヴァリエーション、フランス語圏の様々なフランス語を取り上げ、フランス語の多様性について考えます。この講座を受講するにあたっては、簡単なフランス語の知識を持っていることが望まれますが、講座内容を理解するための条件ではありませんので気軽に受講してください。なお、今年度は各回の内容を簡潔にして、説明が終った後に、質問コーナーを設けます。(講師・記) <2025年4〜6月>  第1章 フランスがガリアと呼ばれていた頃 現在のフランスとその周辺地域は、古くはガリアと呼ばれていました。ローマ帝国の拡大によって、フランスにもローマ軍とともにラテン語が導入されるわけです。第1章では、フランス語が成立する以前の言語と国家の状況を主に歴史的な観点から解説します。  第2章 フランス語はいつ頃成立したのか フランス語は話しことばのラテン語が時ともに変化してできた言語だと言われますが、その新たな言語はいつ頃出現したのでしょうか。第2章では、とくにカロリング王朝からカペー朝を経て、初期のフランス語が成立するまでの経緯を、歴史的な出来事と書かれた文献をもとにして説明したいと思います。  第3章 規範化の流れ 中世フランス語の時期を経て、16世紀になるとフランス語の辞書が出版されるようになり、文法家と呼ばれる知識人が登場します。彼らは、中世以来混乱していた綴り字の改革と整備に着手します。やがて、フランス語は様々な学問分野で用いられるようになり、同時に規範化の道をたどるようになります。 <2025年7〜9月>  第4章 現代フランス語への歩み 17世紀は、おそらくフランス語が実りある発展を遂げた世紀と言えるでしょう。とくにアカデミー・フランセーズが創設されるに及んで、書き言葉のフランス語が完成していきます。第4章では、現代の標準フランス語につながる表現や文法事項がどのように書き言葉の模範となったのかを見ていきます。  第5章 母音と子音、アクセント、イントネーション フランス語は美しい響きを持った言語だと言われることがあります。これは単に印象を述べただけなのかもしれません。ただ、そうした印象を生み出す背景には何かがあった筈です。第5章では、フランス語の母音と子音、アクセントやイントネーションを説明しながら、言語以外の要因も含めて、美しい響きと言われる要因について考察したいと思います。  第6章 冠詞、名詞、形容詞 フランス語の学習を始めた時、名詞に男性・女性の区別があったり、冠詞が理解できなかったり、名詞も形容詞も複数形になるなど、困難を覚えた学習者は少なくないでしょう。第6章では、名詞とその周辺の文法要素について、難解な部分がどこなのかを考えます。 <2025年10〜12月>  第7章 動詞の時制、アスペクト、叙法 第6章では名詞を中心に考えました。今回は動詞を中心に考えましょう。動詞と言えば、まず頭に浮かぶのが時制、アスペクト、叙法です。第7章では、動詞の重要な働きを説明しながら、フランス語の文法特徴について説明します。  第8章 前置詞と副詞 動詞と切っても切れない関係にあるのが、前置詞と副詞です。ただ文法書などでは、どちらかと言えば、二次的な役割を担っているかのように、補足説明されることが多いようです。しかし実際には、これらはコミュニケーションにおいてとても重要な役割を果たしています。第8章ではこの2つの地味な文法要素に光をあてます。  第9章 社会の中のフランス語 言語は人間社会なしには存在しません。フランス語もその社会の中で生かされていると言えます。社会はフランス語に何を許可し、同時に何を強いているのでしょうか。第9章では、社会階層、年齢、スタイル等の観点から、フランス語の語彙と表現が生み出す社会的多様性に注目したいと思います。 <2026年1〜3月>  第10章 複数のフランス語  第11章 ヨーロッパのフランス語  第12章 フランス語圏のフランス語

<講師紹介>

川口 裕司:東京外国語大学名誉教授 1958年和歌山県生まれ。1981年東京外国語大学外国語学部フランス語科卒業、同大学院外国語学研究科に入学。1982-83年トルコ政府給費留学生としてイスタンブール大学文学部トルコ語学科に留学。1984年パリ第3大学大学院言語学研究科に留学。1987年大学院修了。再びフランス政府給費留学生として渡仏。ランス大学言語学博士。静岡大学、東京外国語大学大学院教授を歴任。 <所属学会>国際フランス語通時論学会、日本ロマンス語学会、日本フランス語学会、外国語教育学会

日   時
2025/4/8, 5/13, 6/10
    
第2火曜日 11:45〜13:15
回 数 
3回
受 講 料
会員 11,385円 [ 受講料 10,890円 / 設備費 495円 ]
一般 14,685円 [ 受講料 14,190円 / 設備費 495円 ]
※入会金・受講料等は消費税10%を含む金額です。
持ち物など

・プリント教材を配布します。

Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。

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