生まれた次の瞬間に消えてしまう音楽を書き残したい。そう思った先人たちの努力の結晶が楽譜です。 楽譜とひとことで言っても、そこに含まれる情報はさまざま。時代や地域、作曲家によって異なります。 それぞれの時代の楽譜と音楽について、@理論編(楽譜の特徴やその読み方)、A和声編(音楽の特徴や内容に対する理解)、B実践編(ソルフェージュ)の三本柱でアプローチします。実践に役立てるための楽譜の読み方のヒントになる、かもしれません。(講師・記/25年4月から1年全12講予定) 〈スケジュール〉 春「バロック時代の楽譜のひみつ」バロック時代とそれ以前の楽譜についてひもときます。 4月 理論編 5月 和声編 6月 実践編 〈今後の予定〉 夏 「古典派の楽譜のひみつ」 7月 理論編 8月 和声編 9月 実践編 秋 「ロマン派の楽譜のひみつ」 10月 理論編 11月 和声編 12月 実践編 冬 「近現代の楽譜のひみつ」 1月 理論編 2月 和声編 3月 実践編
上田 真樹:うえだ・まき 作曲家 都立芸術高校音楽科作曲専攻、東京藝大音楽学部作曲科卒業。同大学院音楽研究科博士課程修了。学術博士(博士論文「明治初期における西洋音楽の創成 滝村小太郎と音楽取調掛」)。第12回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第二位入賞。第18回朝日作曲賞(合唱組曲)受賞。主な作品に、合唱組曲『夢の意味』、オーケストラのための「あけぼの」、Nコン高校の部課題曲「僕が守る」「ポジティブ太郎」など。現在、国立音大、桐朋学園大、各非常勤講師。
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