ニューヨークの中心部に位置するメトロポリタン美術館は、ワシントンのナショナル・ギャラリーとは異なり、西洋美術のあらゆる時代を代表する名作を数多く所蔵しています。その範囲は古代ギリシア美術からフランスの印象派に及び、西洋美術の小宇宙と呼べるほどに魅力的な作品が次々に現れます。この講座では世界に冠たるメトロポリタン美術館を取り上げ、珠玉の名作10点を厳選し、それらの美術史的意義を解説します。(講師・記)
塚本 博:つかもと・ひろし 1950年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学博士課程修了。国際基督教大学、早稲田大学、明治学院大学、横浜市立大学で西洋美術史の講師を務めてきた。著書:『イタリア・ルネサンス美術の水脈』(三元社)、『聖なる中世美術の輝き、キリスト教美術の展開』(DTP出版)、『すぐわかる作家別・ルネサンスの美術』(東京美術)訳書:G.フォッシ『フィリッポ・リッピ』(東京書籍)、R.ゴッフェン『ティツィアーノの女性たち』(三元社)、R.ゴッフェン『ルネサンスのライヴァルたち』(三元社)、詩集『地中海と大理石』(DTP出版)。
<テキスト>講師作成のプリントを配布予定。マイページにもアップロードします
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室で講義予定)。見逃し配信(2週間限定)は講座の翌週月曜日にマイページにアップ予定です。各自ご確認ください。お問合せは asaculonline001@asahiculture.com で承ります。