絵具の持つ透明感のあるデリケートな色彩を生かして季節の生花を描きます。 水に溶けた顔料(色彩の素)が水彩紙に広がり、ビビッドで鮮やかな色彩を織りなし、にじみやぼかし表現になっていきます。山根さんの水彩画はその鮮やかさ、グラデーション、濃淡を生かした、空気の移ろいまで感じることができます。 あせらず、ゆっくり、丁寧に。一色ずつ色を確かめながら、静物画制作を楽しみましょう。 水彩画初心者の方から経験者の方までご受講ください。
山根 さちえ:武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。 水彩人会員。 ギャラリー エル・ポエタ、ギャルリー フロレゾン等個展多数開催。 本名は幸絵(さちえ)。 水彩画の透明感や色の滲みを生かして、花や静物画を中心に描いています。水彩画以外にも、美術史や人物クロッキー、デッサン、ガラス絵なども手がけて、幅広く、そして深く、創作を楽しみ、美術の世界を探求しています。
お手持ちの水彩画道具一式、刷毛(幅3センチ程度のもの、無ければ、幅広の筆)。 水彩紙は、出来れば、コットン100パーセントの水彩紙(アルシュ、ラングトンプレステージ、ウォーターフォード等)をお持ちください。大きさはF4〜8(F6がおすすめ)。
カルトン、筆洗、古新聞は教室備え付けをご利用ください。