日本人にとってのインドとは、古来から日本文化の形成に大きな影響を与え続けた仏教の起源としての天竺である。したがって、インド美術の研究においても、日本では古代の仏教美術ばかりが取り上げられてきたが、仏教が滅んで以降のインドでは細密画と呼ばれる美術が盛んに制作された。 本講座では、日本の第一人者がインド細密画の形成と展開について3回に分けて解説する。 第1回:中世の写本画 第2回:イスラーム系細密画 第3回:ヒンドゥー系細密画
池田篤史:1982年、福岡県生まれ。京都大学文学部卒業、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修士課程修了、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院博士課程満期退学。福岡アジア美術館でインターン、株式会社メンバーズでアートディレクターを務めたあと、インド芸術文化推進機構の代表理事に就任。
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