### 端午の節供の五月五日に因んで 揺れ動く気候、異常気象になっても、夏至は夏至。太陽と地球の関係は変わりません。 これまでのような梅雨中の夏至感覚とは違うかもしれませんが、そのときに出会う薬草で夏至を祝いましょう。 実習は、梅と薬草のコーディアルなどを仕込みます。今年の梅の実はどんな様子でしょうか? 座学は、夏至と端午の節供、そして数字の五について。 五芒星や黄金分割を書きながら、揺れ動きながらも軸のある美しさについて考えてみます。(講師・記)
石田 紀佳:植物文化研究家。フリーランスキュレーター、植物文化研究。東京藝術大学卒業。展覧会企画、執筆、手仕事の材料となる植物の育成を通して、美術手工芸品を紹介している。東京の自宅と神奈川県の山里とを往復し、半自給自足の暮らしをしながら、「自然と人と技術=魔法」について実践考察中。 2005年より七十二候の言葉をのせた「草暦」を企画制作。また、「新しい自分になるマーマー★スクール」にて講師を務め、自然と手仕事の豊かさを暮らしに取り入れることを目的としたワークショップ形式の「魔女入門講座」は、実生活に役立つ発見に充ちていると好評を博した。植栽企画に、かぐれ表参道店「街野原」、世田谷ものづくり学校「巡る庭」など。著書に『藍から青へ 自然の産物と手工芸』(建築資料研究社)、『草木と手仕事』(薫風堂)、『魔女入門 暮らしを楽しくする七十二候の手仕事』(すばる舎)がある。
筆記用具、500cc程度入る瓶や冷凍保存袋、必要な方はエプロン。当日教室で材料費1,000円をお支払いください。(現金払いのみ。)天候が良ければ、新宿中央公園で野草の観察を行います。暑さ対策をして、歩きやすい服装でお越しください。 持ち物の追加がある場合はメールでお知らせします。メールアドレスの登録をお願いいたします。