ラファエロが1510年頃に教皇ユリウス2世の書斎に描いた「署名の間」の壁画はルネサンスを代表する作品です。しかしながらそこには多くの謎が秘められており、これまで多くの学者がさまざまな解釈を試みてきました。本講座ではジョヴァンニ・レアーレというイタリアの古代思想史の専門家が近年著した書籍を読みながら、その内容をスライドを用いながらわかりやすく解説していきます。イタリア語の読解力に自信のない方でも受講可能ですが、基本文法修了者が対象です。(講師・記) ※テキストを読み進めていますので、進度はお問合せください。 ・途中受講の方は[こちらまで](https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/school/shinjuku/support/language/)ご連絡ください。
松浦 弘明:多摩美術大学教授 東京芸術大学美術学部芸術学科卒。同大学院博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学美術史学科に留学。現在、多摩美術大学、東京芸術大学等で西洋美術史、イタリア語の講義を担当。元NHKラジオ講座講師。著書・訳書に、『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版)、『イタリア・ルネサンス美術論』(共著、東京堂出版)、『彫刻の解剖学』(ありな書房)、『祭壇画の解体学』(ありな書房)、『マザッチョ』(東京書籍)、『ラファエロ』(共著、河出書房新社)など。
・適宜資料を配布。(マイページにアップまたは教室でお渡し。郵送希望の場合、別途郵送料をお支払いいただきますので予めご了承ください。
Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信はありません。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ・教室は当日の案内表示をご確認ください。