※本講座は2024年10月に開講し、ステップアップしている講座です。 古代オリエント世界の中でエジプトが最も栄華を極めたラメセス2世時代、ネフェルタリはその王妃でした。この王妃の墓は文字一つ一つまで詳細に彩られた観光スポットの一つでもあります。 この講座では、ネフェルタリ王妃の墓を中心にサンプリングしたヒエログリフを用いて、どのような事物がどう描かれ、どのような組み合わせで単語を形成しているのか、私たちが今日用いている漢字の例との比較をしながらその成り立ちを学びます。次にこの単語をどう構成して文を作り出すのか、ネフェルタリ王妃墓の壁面を読みながら解説していきます。(講師・記)
秋山 慎一:早稲田大学ヨーロッパ文明史研究所 1956年群馬県出身。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、早稲田大学商学部非常勤講師、文学部非常勤講師、中央大学文学部非常勤講師などを歴任。専攻 エジプト学。著書に『やさしいヒエログリフ講座』(原書房)、『古代エジプト文字を読む事典』(東京堂書店)などがある。
<テキスト>プリントを配布します。(コピー代を実費でいただくことがあります。)
・教室は変わる場合があります。当日の案内表示をご確認ください。