「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 3月6日 吉阪隆正 担当:倉方俊輔(建築史家・博士(工学)/大阪公立大学教授) 吉阪は幼少期の頃、外交官の父に伴われてスイス・ジュネーブで過ごし、趣味の登山も父の影響を受けています。早稲田大学に進学し、今和次郎と出会います。フランスに渡り、ル・コルビュジエに師事したのは戦後1950年のことでした。代表作の大学セミナー・ハウス本館(1965年竣工)をはじめ、コンクリートを用いた彫塑的な建築が特徴です。『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)を執筆した建築史家が、彼の生涯と作品を物語ります。(講師:記) ・こちらは「3月6日 吉阪隆正」のみのお申込みページです。 ・お得な全3回通しでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7647448)(講師は1/23・2/20は教室、3/6はオンラインで講義します)
倉方 俊輔:建築史家・博士(工学)/大阪公立大学教授 1971年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修了。日本近現代の建築史の研究者として学術論文の他、『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)、『京都 近現代建築ものがたり』(平凡社新書)、『東京モダン建築さんぽ』(エクスナレッジ)、『吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方』(彰国社)、『伊東忠太建築資料集』(ゆまに書房)など多くの著作がある。日本最大級の建築公開イベント「東京建築祭」の実行委員長、「イケフェス大阪」や「京都モダン建築祭」などの実行委員を務め、小学校生を対象とした建築ツアーを展開するなど、新たな建築の伝え方を拓いている。
筆記用具
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師はオンライン)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。