春の星空は宇宙を見る窓とも呼ばれています。人々が想い描いた星座やそこにまつわる神話など、 星座の見つけ方とともにお話します。 宇宙の謎を解き明かしてきた天文学者の話なども 宇宙を知ることで、少し人生が豊かになるような、心やすらぐひとときをお楽しみください。(講師・記) ・4月5日「春の星座と星座の歴史を紐解く」 春の星座はしし座、かに座、うみへび座など勇者ヘルクレスの物語に関係のある星座が集まっています。 春の星座の見つけ方や伝えられているギリシャ神話ヘルクレスの冒険のお話をします。 また星座は全部で88個ありますが、星座のルーツはメソポタミア文明です。 星座はなぜ作られたのでしょう。そしてどうやって広がって今の星座が確立されたのでしょう。 星占いの星座とは?北半球から南半球へと広がった星座の歴史は? 星座について徹底的にお話します。 春の夜空を見上げる楽しさがひろがるはずです。 ・5月10日「春の星座と惑星大集合」 今年は宵空に惑星が並び、惑星を見るチャンスです。 古代の人々は地球が中心で惑星や太陽、月が地球の周りをまわる天動説を信じていました。 天動説から地動説へと変わる大きな宇宙観の変化、そして天体望遠鏡や探査機など新しい機器を手に入れた人類が見た惑星の真の姿は? 身近でありながら、まだ多くの謎を残す惑星についてお話します。 また人類がおくった探査機の中で最も遠くを旅しているボイジャー号。 ボイジャー号の成果や地球人がボイジャー号に託したメッセージなどをご紹介します。 この回は惑星について徹底的にお話します。 春の夜空の中に輝く惑星をお楽しみください。 ・6月7日「初夏の星座と宇宙の姿」 春の夜空は宇宙を見る窓と呼ばれます。それはたくさんの銀河を見ることができるためです。 銀河とは何なのでしょう?現在わかっている宇宙の姿とは? 広大な宇宙の中で地球はどこに位置しているのでしょう。宇宙の中の地球の住所についてお話します。 そして天の川銀河に潜むブラックホールとは? 宇宙はいつはじまったのでしょう?どうしてそんなことがわかったのでしょう?そしてこれから宇宙はどうなっていくのでしょう。 講座最終回は徹底的に宇宙の謎を解き明かしていきます。
永田 美絵:コスモプラネタリウム渋谷 チーフ解説員 大学卒業後、天文博物館五島プラネタリウムに就職。現在株式会社東急コミュニティ ー運営のコスモプラネタリウム渋谷でチーフ解説員として日々宇宙を語っている。 NHKラジオ第一「子ども科学電話相談」の天文・宇宙関連を担当。 東京新聞連載「星の物語」を執筆中。 「星と宇宙のふしぎ109」「太陽系のふしぎ109」偕成社、「カリスマ解説員の楽しい星空 入門」筑摩書房、「星座と神話 大じてん」成美堂出版など多数。 監修:「角川の集める図鑑GET! 星と星座」「小学館の図鑑neoまどあけずかん」小学館 、「学研の図鑑live」など多数。 ■小惑星登録 美絵 (みえ、11528 Mie) 各地のイベントや小学校などで宇宙や地球の素晴らしさを伝え続けている。
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)は講座の翌週月曜日にマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。