衆院選で少数与党に転落した石破政権。一方、「政権交代こそ最大の政治改革」と訴えて衆院選に臨んだ立憲民主党は、大きく議席を伸ばし躍進したものの、選挙での野党連携は機能せず、政権交代には至りませんでした。年明けに通常国会が始まり、来夏には参院選が控えます。「政権交代前夜」からどう一歩を踏み出すのか。課題は何か。戦略や道筋をどのように描いているのでしょうか。立憲民主党の若きホープで幹事長の小川淳也氏と、法政大学教授・山口二郎氏が討論します。
山口 二郎:やまぐち・じろう 法政大学教授 1958年岡山県生まれ。1981年東京大学法学部卒業後、東京大学法学部助手、北海道大学法学部助教授を経て1987年よりアメリカ・コーネル大学へ留学。1993年北海道大学法学部教授。1997年よりイギリス・オックスフォード大学に留学。2000−2004年北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター長。2005年よりイギリス、ウォーリック大学に留学。北海道大学公共政策大学院教授、北海道大学大学院法学研究科教授、パリ国立政治学院客員教授を経て、2014年4月より法政大学法学部教授。専攻は政治学・行政学。著書に、『ポピュリズムへの反撃』(角川書店)、『いまを生きるための政治学』(岩波書店)他多数。
小川淳也:おがわ・じゅんや 1971年香川県高松市生まれ。高松高校、東京大学法学部卒業。 自治省(現在は総務省)に入省後、沖縄県庁、自治体国際化協会ロンドン事務所、春日井市役所などを経て衆議院選挙出馬のため退職。2003年民主党より香川1区で立候補するも惜敗。 2005年初当選、現在衆議院議員7期目。 民主党政権時代2009年9月〜2010年9月総務大臣政務官、2010年11月より国土審議会離島振興対策分科会会長。 民進党、希望の党、無所属を経て2020年9月より立憲民主党所属。 2021年11月から2022年8月まで政務調査会長、2024年9月から幹事長就任。
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