アフリカといえば、灼熱の大地、キリンやライオンといった大自然の光景や、紛争、飢餓、貧困といったイメージが思い浮かぶかもしれません。それも事実ですが、現在のアフリカでは、例えば都市部では高層ビルが建ち並び、人々はスマホアプリでタクシーを予約し、仮想空間でモバイルマネーが飛び交うなど、想像を超えた光景が広がっています。 アフリカ外交の現場で実務に携わってきた外交官が、現地での体験を基に、大きく変化を遂げ、国際社会で存在感を高めつつある現在のアフリカを紹介します。(講師・記)
森本 真樹:外務大臣官房人事企画官 1992年に外務省入省。フランス留学後、本省では経済安全保障や国際貿易といった経済外交に加え、欧州やアフリカを担当する部署を歴任。海外では、フランス(パリ、マルセイユ)、アフリカ(コートジボワール、エチオピア(2回))、北米(モントリオール)の日本大使館・総領事館に勤務。2024年8月に帰朝し、現在、外務大臣官房人事企画官を務める。アフリカに長年携わった経験を基に、2023年に「躍動するアフリカ」(ベレ出版社)を出版。業務の傍ら、フランス、アフリカなどをテーマに、講演や寄稿を行っている。2011年3月の東日本大震災の際、南アフリカから駆けつけた救援隊「レスキュー・サウス・アフリカ」と共に震災直後の現地に入り、救援・捜索活動を行った。
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