宗教は日本人の苦手なテーマです。身の回りに数多くの神と仏がおられるのに、これまできちんと宗教について学ぶ機会の多くなかったことがその理由です。この講義はこれを反省して、自分たちの宗教の最小限の知識を得ることを目標としています。今回は古代・中世の「神仏習合」と「仏教土着」をふまえて、近世初頭のキリスト教の伝来の意味を考えます。正確な知識はわたしたちの生き方を方向づけるのみならず、未来の日本のゆくえを判断する礎となるでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------
関 一敏:九州大学名誉教授 1949年神奈川県生まれ。 東京大学大学院人文科学研究科博士課程、パリ大学W博士課程修了。 筑波大学助教授、九州大学教授を経て現在九州大学名誉教授。 福岡市史編集委員。 NPO法人ウェルビーイング附属研究所主席研究員。
筆記用具
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