現代の社会構造やグローバルな世界観には、第一次産業革命以降の19世紀イギリス思想が大きな影響を与えています。今回はそのなかでも特に重要な次の4点を取り上げて、現代世界との関係を考えてみたいと思います。1)「功利主義」とSDGs、2)「進化論」と自然主義、3)「帰納主義」と近代経済学、4)「超絶主義批判」と第4次産業革命。二回に分けて講義します。(講師・記)
大橋 容一郎:哲学・哲学思想史・文化交渉学研究。上智大学名誉教授。現在朝日カルチャーセンターで「哲学と音楽」「カント哲学概論」「21世紀人の西洋哲学史」開講。監修著作として『カント全集』・『フィヒテ全集』・『広辞苑』・『哲学の歴史』等多数。近世現代哲学専攻。監修著作等に『カント全集』、『フィヒテ全集』、『広辞苑』、『哲学の歴史』等。
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