読書は新しい自分を見つける旅。古典から現代作家の作品まで、舞台や作家ゆかりの地を辿り、新たな自分探しの旅に出ましょう。時に作品の背景となる歴史を探訪します。 【行程】※内容は変更になる場合もございます。事前にお渡しする集合案内でご確認ください。 ◇1月10日(金)紫式部「源氏物語」/「光る君へ」のその後U―円融寺北稜を詣でる 「源氏物語」の各舞台も賑わいが去ったようですが、今回は、ドラマ終盤で亡くなり25年の在位で崩御された一条天皇の足跡と藤原氏の栄華を振り返るべく、龍安寺(旧・円融寺)から一条天皇御陵を詣でます。テキストは平易なビギナーズクラシックです。当日は龍安寺も久々に拝観します。(「源氏物語・ビギナーズクラシック」角川ソフィア文庫) 〇集 合 京阪本線「三条」駅・改札口 10時00分 ◇2月7日(金)谷津(やつ)矢車(やぐるま)・「蔦屋/蔦重栄華乃夢(つたじゅうえいがのゆめ)噺(ばなし)」/大河ドラマ「べらぼう」の原点2025年の大河ドラマは、天明の世、文化が西高東低の江戸(東)で出版文化を立ち上げ大成功をおさめ、その地位を逆転させた江戸の出版プロデユーサー蔦屋重三郎を描いた「べらぼう」です。今回の文学散歩は、原作と同じ店名の書店「蔦屋・梅田店」界隈を散策、東西の比較文化を繙きます。(谷津矢車「蔦屋/蔦重栄華乃夢噺」新潮文庫) 〇集 合 JR「大阪」駅・中央改札口 10時00分 ◇3月7日(金)小川洋子「原稿零枚日記」/小泣き相撲神事と小川洋子の奇妙な日常原稿が進まない作家の奇妙な日常を日記体で綴った小説。苔むす宿での奇妙な体験、盗作のニュースに心騒ぎ、子泣き相撲に出かけていく――人間の営みの美しさと面白さが浮かび上がる新境地(2010年発表)の長編作品です。今回は、越木岩神社界隈の作品舞台を訪ねます。(小川洋子『原稿零枚日記』 (集英社文庫) 〇集 合 阪急甲陽線「甲陽園」駅・改札前 10時00分
講座の終了後に、ご希望の方のみ講師が昼食をご案内することがあります(別途1,000〜3,000円ほど必要)。
窓口でお手続きの方は、受付プリントをご確認ください。 行き先により時間・集合場所を多少変更する場合がございます。毎講座日に、次の回の集合案内を配布いたしますのでご確認ください。