この講座は『日本書紀』をじっくりと読んで、古代史の世界にひたろうとするものです。いよいよ天武天皇最後の年、朱鳥元年です。難波宮が焼失し、5月には病床に就き、病気平癒を祈るため、様々な仏事・神事や、改元・宮号改定などを行います。それらの動きを、他の史・資料も参照しながら、辿りましょう。 ※初回に1日体験を併設します。受講料は会員、一般ともに3,190円です。
舘野 和己:奈良女子大学名誉教授 大阪府立近つ飛鳥博物館館長 1950年東京都生まれ。京都大学卒。 同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学 。博士(文学)。奈良国立文化財研究所・奈良女子大学を経て現職。著書に『日本古代の交通と社会』ほか。編著に『日本古代の交通・交流・情報 上・中・下』ほか。論文に「『古事記』『日本書紀』にみる喪葬史料ノート」『大阪府立近つ飛鳥博物館 館報』27、「国・県・ミヤケ」広瀬和雄編『日本考古学の論点 下』など。
窓口でお手続きされる方は、文学のちらしをご確認ください。 ※設備費は、教室維持費です。