オーケストラと聴き手に音楽の喜びを授けるマエストロ広上淳一さんと日本フィルの新たな挑戦<広上淳一&日本フィル「オペラの旅」>が始動します。 第1回はヴェルディの傑作《仮面舞踏会》。イタリアオペラの、そしてヴェルディならではの情熱的な旋律美と、フランスオペラにルーツを持つ華やかさが同居した名作です。日本を代表するソプラノ中村恵理とテノール宮里直樹による愛の二重唱は必聴!国際的に活躍する高島勲さんを演出に迎え、ホールの舞台空間を活かした演出や衣裳等を取り入れたセミ・ステージ形式で上演します。 聴きどころやこの「オペラへの旅」に込めた思いを伺います。(加藤講師・記) [■広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1](https://japanphil.or.jp/opera-no-tabivol1) ヴェルディ:オペラ《仮面舞踏会》(セミ・ステージ形式/全3幕/字幕つき) <台本>アントーニオ・ソンマ <作曲>ジュゼッペ・ヴェルディ 2025年4月26日 (土)17:00 開演 2025年4月27日 (日)17:00 開演 サントリーホール 指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)] 朝日カルチャーセンター会員の方は日本フィルサービス・センターに電話申し込みしていただくと1割引きでチケットの購入が可能です。(TEL:03-5378-5911 平日11時〜17時)
広上 淳一:ひろかみ・じゅんいち 指揮者 1984年26歳でキリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝。これまでノールショッピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、コロンバス響のポストを歴任。フランス国立管、ベルリン放響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響、サンクトペテルブルク・フィルなどへの客演を重ねる。オペラでもシドニー歌劇場へのデビュー以来、数々のプロダクションを指揮。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダー、日本フィルハーモニー交響楽団フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)、札幌交響楽団友情指揮者、京都市交響楽団 広上淳一。また、東京音楽大学指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。
加藤 浩子:かとう・ひろこ 音楽評論家 東京生まれ。慶應義塾大学大学院修了(音楽学専攻)。音楽評論家。著書に『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』『バッハへの旅』(東京書籍)、『ようこそオペラ!』『今夜はオペラ!』『モーツァルト 愛の名曲20選』『オペラ 愛の名曲20+4選』(春秋社)、『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』 『音楽で楽しむ名画』(平凡社新書)ほか多数。共著に鈴木雅明氏との対談集『バッハからの贈りもの』(春秋社)。最新刊は『16人16曲でわかるオペラの歴史」(平凡社新書)。 ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/ ホームページhttp://www.casa-hiroko.com/
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