日本で開催される印象派展は多く、毎年、どこかで美術展が行われています。2024年度後半期は、一方では、印象派のリーダーともみなされ、長寿であったクロード・モネの作品の変容を、他方では、モネと同時期に描かれた他の画家の作品を見ることで、19世紀に古典的絵画が崩壊しつつ、新しい潮流がどのように出現してくるのかを、これまで取り上げることが少なかった画家を選び、モネの作品と比較しながら鑑賞します。同時並行で取り上げる画家は、シダネル、ユトリロ、ターナーです。 1月10日 [1907年 モネ「睡蓮」 シダネル「花火、冬の朝、ヴェネツィア」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7645247) 2月14日[1908-1910年 モネ「ヴェネツィア、ダ・ムーラ館」 ユトリロ「コタン袋小路](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7645246) 3月14日 [1920-1924年 モネ「日本橋」 1834年ターナー「国会議事堂の火災」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7645245) ※1回ずつの受講は、会員3,410円、一般3,960円です。
武末 祐子:西南学院大学外国語学部教授 西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻教授。西南学院大学卒業。1986年〜1987年、フランス政府給費留学生。1987年、グルノーブル第3大学フランス文学研究科DRS(博士)。1995年、パリ・ソルボンヌ第4大学DEA取得。専門は、フランス19世紀文学。研究テーマはグロテスク美学。著書は『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレアからフロベールまで』(春風社)など。フランス語教育にも関心があり、論文執筆・発表を行っている。
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