平安時代にまとめられた法典である『延喜式』には祝詞が多く収録されており、現在でも神社の祭祀の場で用いられています。一部は奈良時代までさかのぼるものもあり、その内容は『古事記』『日本書紀』とは違う、もう一つの日本神話ともいうべき重要な内容を含んでいることが指摘されています。 今回の講義では、古代の祝詞の成立から『延喜式』の祝詞がどのような場で用いられたのか、そしてその祝詞は何を語るのかを、最新の先行研究をふまえてわかりやすくお話しいたします。 ----------------------------
久禮 旦雄:京都産業大学准教授 1982年生。博士(法学・京都大学)。著書に「日本年号史大辞典」(共著、雄山閣)「元号 年号から読み解く日本史」(共著、文春新書)ほか。
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