『小右記』は右大臣藤原実資によって書かれた和製漢文体の日記です。現在、すべて写本ですが、1000年前後を記した50余年にわたる記事が残されています。ちょうど紫式部や藤原道長の時代にあたります。『小右記』を通して、貴族社会の根幹である、政務の形態や社会秩序の維持などについてみていきます。 @1月17日 陣定( じんのさだめ) ─摂関期の会議─ ➁2月21日 裁判 ─平安京の秩序を守る─ B3月21日 受領(ずりょうこくし)国司 ─地方支配のあり方─
野口 孝子:公益財団法人古代学協会客員研究員 早稲田大学卒。鹿児島大学大学院修了。専門は日本古代史。平安時代の邸宅相続や里内裏が主な研究テーマ。近年、平安時代の夜化に注目し「夜」の視点で平安京を見直している。2019年度まで同志社女子大学講師。
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