公開中の映画『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』も話題のグスターボ・ドゥダメル。 来年、ベルリン・フィルとの来日も予定されている現代最強のスター指揮者です。そんな彼が欧米デビューを飾り大旋風を巻き起こしてから10数年。その間、若き天才クラウス・マケラをはじめ多くの新世代指揮者が世界のクラシック界を賑わしてきました。すでに大御所の域に達した面々から今後の活躍に期待したい、注目すべき指揮者まで…。 21世紀に登場した若き指揮者たちの魅力を紹介しながら、彼らがこれからのオーケストラをどう変えてゆくのかを考察します。 ※2024年10月4日より公開中の映画「ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦」 2026年、ラテン系指揮者で初のニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督就任が決定しているグスターボ・ドゥダメル。 ベネズエラが生んだ若き天才指揮者の栄光と苦悩、そして挑戦に迫ったドキュメンタリーは、 収録される多数のコンサート演奏の迫力のあるオーケストラサウンドもあわせて話題になっています。 映画公式WEBサイトは[こちら](https://www.viva-maestro-movie.com/)
奥田 佳道:音楽評論家 1962年東京生れ。ヴァイオリンを学ぶ。ドイツ文学、西洋音楽史を専攻、ウィーンに留学。共・著書に「これがヴァイオリンの銘器だ」(音楽之友社)、「おもしろバイオリン事典」(ヤマハミュージックメディア)ほか。1993年からNHK、日本テレビ、WOWOWなどの音楽番組に出演。2019年は、FM放送50周年を記念した10時間のスペシャル番組、BS4Kザルツブルク音楽祭ウィーン・フィル生中継の解説を担当。 現在NHKラジオR1「音楽の泉」(日曜午前8時05分、土曜午前5時FM再放送)、ラジオ深夜便「クラシックの遺伝子」(聞き手:森田美由紀)に出演中。
能地 祐子:音楽評論家。1964年、東京生まれ。洋楽からJ-POP、歌謡曲・アイドルポップスまで多岐にわたるジャンルの評論、紹介記事を『ミュージック・マガジン』等の音楽専門誌や、朝日新聞等で執筆。旧譜再発企画・解説なども数多く手がける。米国音楽を中心とした音楽鑑賞愛好家コミュニティ“Country-Rockin' Trust”を主宰、定期的にトーク・ライヴを開催中。専門は主にポップ/ロック系だが、21世紀のボーダーレスな音楽シーンにおけるクラシック音楽のリサーチがライフワーク。2017年には米国の最新クラシック事情をまとめた著書『アメクラ!アメリカン・クラシックのススメ』(DU BOOKS)を上梓した。
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