人は木とどう歩んできたのでしょうか。その歩みを完全にひもとくことは難しそうですが、歩みの軌跡に目をやることは日本文化の新たな理解に繋がるかもしれません。文化財の樹種調査から見えてきたことをご紹介します。 【カリキュラム】 第1回「文化財と木」:仏像や神像などの木彫像にはどういった樹種がつかわれたのか。そしてその背景にあるものとは?研究の一端をご紹介します。 第2回「時代とともに変化する樹木観」:古代から今にいたるまで、人は木をどのようにとらえてきたのでしょうか。皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
田鶴 寿弥子:京都大学 生存圏研究所附属生存圏未来開拓研究センター 准教授 京都大学農学部卒。京都大学大学院農学研究科修士課程ならびに博士後期課程修了。京大博士(農学)。京都大学生存圏研究所附属生存圏未来開拓研究センター講師を経て現在、同研究センター准教授。専門は木材組織学。人と木との関係を紐解く研究に邁進中。著書に『ひとかけらの木片が教えてくれること 木材×科学×歴史』(淡交社)がある。
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