踊りの中に見る 「死生観」 を問う。 踊りに生と死?と思われる方も多いかもしれないが、バレエ、日本舞踊などに表れているように、作品それぞれの物語には生と死が深く関わっている。民族舞踊や神事などの祝祭舞踊でも生と死に基づくものが多い。また日本独自の前衛舞踊である舞踏は、とりわけ強く生と死に根ざしている。 本講では『ジゼル』などバレエやモダンダンス、『道成寺』など日本舞踊、メキシコの「死者の日」などから舞踏に至る、舞踊における「生と死」について述べ、 「人はなぜ踊るのか?」について、映像と共に考える。 ・・・・・・・・・・・・・・・
志賀信夫:(しが・のぶお) 批評家、編集者。大学等講師。舞踊批評家協会員、舞踊学会員。1955年生。舞踊を中心に美術、文学などについて批評・記事を執筆。書籍・雑誌の企画・編集。著書『舞踏家は語る』、編著・共著『邦千谷の世界』『美学校1969〜2019』『踊る人にきく』『錬肉工房1971-2017』『吉本隆明論集』『フランス語で広がる世界』『講談社 類語大辞典』など。『図書新聞』『週刊読書人』『ダンスワーク』『ダンサート』『TH叢書』『ExtrART』などに執筆。
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