日本では人口減少、高齢化が進むなかで、地域福祉活動による福祉課題解決への期待が高まっています。この講義では、見守り活動やふれあい・いきいきサロン活動といった地域福祉活動の現状と課題を考えたいと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
高野 和良:九州大学教授 (共生社会学) •専門 地域福祉社会学 •専門分野 高齢化する地域社会の現状分析と、そうした状況のなかで必要とされる社会システムのあり方を、高齢者の社会参加活動に注目して調査研究している。全国的にみても高齢化と世帯の極小化が進行する西日本過疎農村(大分県日田市中津江村、山口県内など)をフィールドとし、そこで生活する人々の意識と行動を総合的に捉えるために量的調査、質的調査(聞き取り)を重ねてきた。 •主要業績 『人口減少時代の生活支援論』、ミネルヴァ書房、2023年 「人口減少時代における地域共生社会の展望——過疎地域の協働の視点から」(『福祉と協働』、ミネルヴァ書房、2023年) 『新・現代農山村の社会分析』、学文社、2022年 『生活者の視点から捉える現代農村』、農山漁村文化協会、2022年
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