インド神話において女神は、人々に恵みをもたらす豊穣の神として語られるとともに、ときに恐ろしい形相で悪魔に制裁を加え討伐する戦士として描かれます。インドの女神のこの二面性の背景には、どのような考え方があるのでしょうか。この講座では、女神をまつるお祭りなども紹介しながら、インドの荒ぶる女神について考察してみたいと思います。(講師・記)
佐々木 一憲:創価大学講師。1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻インド文学・インド哲学・仏教学専門分野博士課程満期退学。専門は大乗仏教後期中観派の修道論、〈近代仏教学〉成立史、仏教伝播史。インド政府給付奨学生としてシムラーおよびコルカタで在地研究。立正大学講師。現在、創価大学国際仏教学高等研究所専任所員。共著書に『ブッダの言葉』(新潮社)、『現代ネパールを知るための60章』(明石書店)など。
※資料アップは開始直前の場合もあります。・Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問い合わせは、yk9yokohama@asahiculture.comで承ります。