《太陽の塔》で知られる岡本太郎。川崎と表参道に美術館、渋谷に巨大な壁画がありますが、誰もが知っているようでよく分からない。戦後80年の今、岡本太郎の思想と作品を振り返ることは、昭和の美術、文化を再確認することに直結し、現代に生きる我々に大きな示唆を与えてくれるでしょう。 多角的に研究されている太郎ですが、今回は、入門編から専門編を一気に駆け上がり、今日の岡本太郎像を浮かび上がらせたいと思います。 ■一回目:岡本太郎とは? ■二回目:太郎の生きた時代 ■三回目:《夜》をめぐって
宮田 徹也:宮田徹也(みやた・てつや) 美術批評者。1970年横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部付属横浜小・中学校卒。奈川県立田奈高等学校中退。和光大学卒。横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。岡倉覚三、宮川寅雄、針生一郎を経て敗戦後日本前衛美術に到達。日本近代美術思想史研究。嵯峨美術大学客員教授、名古屋芸術大学・日本大学芸術学部・日本大学経済学部など多数の学校で講師を務める。
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