「日本再発見」をテーマに、これまで20数年にわたって国内350の島々を撮り歩いてきた写真家・箭内博行さん。 今年4月に刊行されたフォト紀行『離島建築 島の文化を伝える建物と暮らし』では、離島の建築物を通して、本土とはひと味違う日本の魅力を知ることができます。 講座では、箭内さんの写真作品を用いながら、島々の独特な歴史や暮らしを今に伝える個性的な建物の数々を、当時の撮影エピソードなども交えてご紹介します。 ニシン漁で財を成した網元が建てた和洋折衷の明治建築「旧小納家」(現・焼尻郷土館、北海道・焼尻島)や、世界中へ船乗りを送り出した「旧国立粟島海員学校」(現・粟島海洋記念館、香川県)、大正時代のコーガ石建築物が並ぶ、新島の石造り集落(東京都)、佐渡島に唯一残る元遊郭の旅館「金沢屋旅館」(旧金澤楼、新潟県)など、知られざる日本の姿をぜひご覧ください。 ※日本の島の数は14,125島(国土地理院、2023年)、うち有人島は416島(国土交通省、2023年)
箭内 博行:写真家 1973年生。國學院大卒。「日本再発見」をテーマに今まで国内350の島々へ。著書『約束の島、約束の祭』(情報センター出版局)、『ニッポン とっておきの島風景』(パイインターナショナル)、『ニッポン 離島の祭り』(グラフィック社)、『離島建築 島の文化を伝える建物と暮らし』(トゥーヴァージンズ)。他に雑誌・新聞等での紀行連載、広告掲載多数。自然・文化・人情に惹かれながら、国内の島々を活写し続けている。(公社)日本写真家協会会員。ヤナイフォトイメージ合同会社代表。 公式ホームページ: www.yanaihiroyuki.net
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