日本列島には、多様な方言が使われていますが、実は漢字にも「湘」「栃」「鮴」のように濃い地域性を持つものが豊かにあります。それらの漢字はいつどこでなぜ生まれたのでしょうか? そうした方言漢字をテキストと解説により確認しつつ手書きすることで、宛名書きや旅行の楽しみが増え、過去の理解と追体験により郷土を深く知ることができます。(講師・記) <各回テーマ> 第1回 方言漢字について知り、体感する 第2回 方言漢字について考え、自身のものとする <テキスト> 『なぞり書きで脳を活性化 知る人ぞ知る方言漢字128』(大修館書店)ISBN:9784469232899 初回からご準備ください。1月10日から新宿教室で特別価格で販売中。
笹原 宏之:早稲田大学教授。東京都生まれ、博士(文学)(早稲田大学)。「常用漢字」「人名用漢字」「行政事務標準文字」などの制定に携わり、NHK用語委員、日本漢字学会理事、日本語学会評議員、『新明解国語辞典』編集委員などを務める。著書に『日本の漢字』(岩波新書)『漢字の歴史』(ちくまプリマ−新書)『謎の漢字』(中公新書)『画数が夥しい漢字』(大修館)『方言漢字事典』(研究社)『国字の位相と展開』(三省堂、金田一京助博士記念賞、白川静記念東洋文字文化賞)ほか。
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