仏像の悠久の歴史について学びます。毎回プロジェクターを使って仏像を詳しくご紹介し、プリントを配付して丁寧に解説します。楽しみながら仏像について学んでください。 今期から中国の仏教美術について体系的に学びます。1回目は中国の仏像様式の変遷を概観します。2回目は中国の仏像受容の理解を深めるために漢代の墳墓美術と神仙思想について学びます。3回目は中国仏教初伝期の仏像について、4回目は江蘇省連雲港市孔望山摩崖造像、5目は四川省楽山市麻浩崖墓と仏像付揺銭樹について、6回目は三国時代の仏教と神亭壺にみる早期仏像について解説します。毎回わかりやすく丁寧に解説します。(講師・記) <各回のテーマ> 1 中国の仏像:様式の変遷を概観する 2 漢代の墳墓美術と神仙思想について 3 中国仏教初伝期の仏像:中国早期仏像を概観する 4 連雲港市孔望山摩崖造像について 5 四川省楽山市麻浩崖墓と仏像付揺銭樹 6 三国時代の仏教と神亭壺にみる早期仏像
金子 典正:かねこ・のりまさ 京都芸術大学教授 1966年生まれ。博士(文学)。早稲田大学大学院博士課程修了。仏教美術史・東洋美術史専攻。同大学文学部助手、講師、京都造形芸術大学准教授を経て現職。論文・研究に「唐招提寺『金亀舎利塔』について」「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」など多数。出版物に『芸術教養シリーズ3 中国の美術と工芸 アジアの芸術史 造形篇I』(藝術学舎、2013)ほか。
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