1601年頃にロンドンで初演されたシェイクスピア喜劇の最高傑作『十二夜』。原文をていねいに読み、舞台の楽しい映像を鑑賞して、コメディのせりふの面白さを味わってまいりましょう。難破して見知らぬ土地に漂着したヴァイオラは男装してオーシーノ公爵に仕え、彼を愛することに。当の公爵は令嬢オリヴィアに恋こがれています。そのオリヴィアは男の姿のヴァイオラに一目惚れしてしまいます。一方、オリヴィアの伯父で飲んだくれのトービーは、折り合いの悪い執事マルヴォーリオに対して、ある計略を仕掛けます。物語は混乱の度合いを深めます。はたして登場人物たちにハッピーエンドは訪れるのでしょうか?(講師・記) 2025年1月開講。 ★★新規でご受講検討中の皆様へ★★ お申し込みの前に、電話(045-453-1122)または[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/school/yokohama/support/language)こちらのフォームからお問合せください。 レッスンの進め方、レベルや教室の雰囲気を知っていただくために、まずはトライアル受講(有料)をお願いしています。事前にご予約下さい。
佐久間 康夫:青山学院大学名誉教授。元青山学院大学文学部比較芸術学科教授。一般財団法人舞台芸術センター評議員。1992–93年、ケンブリッジ大学研究員。2006年–08年、NHKラジオ「ものしり英語塾」でシェイクスピアの講座を担当。主要著訳書に『舞台を観る、読む、語る』(開文社出版、2016)、『シェイクスピア―人生の名言』(KKベストセラーズ、2016)、『心に響け、シェイクスピア』(NHK出版、2009)、『風土記イギリス』(新人物往来社、2009)、ロブ・グレアム著『シェイクスピアの世界』(開文社出版、2008)。連載コラム「この世という広大な劇場」(https://aogakuplus.jp/column/sakuma-theater)でイギリスの演劇文化を紹介しています。
<テキスト>各自ご用意ください。 「Twelfth Night」 出版社: Penguin Classics (2015/6/25) ペーパーバック ISBN-10 : 014139644X ISBN-13 : 978-0141396446