エジプトの遺跡を訪れると、神殿の壁などに見事なレリーフとともに古代の象形文字であるヒエログリフを目にします。レリーフを見ているだけでも興味深いも のですが、ヒエログリフが読めるようになると、古代エジプトをもっと身近に感じることができます。この講座では、まずヒエログリフのアルファベットを学び、その後は実際に書かれている文章を読みながら文法を学んでいきます。 今回も、中王国時代に書かれたとされている『シヌヘの物語』を読み進めていきます。この物語は、古代エジプト文学における傑作の一つとされており、中期エジプト語を勉強する際には、基本的な文献の一つです。 ※テキスト(中期エジプト語基礎文典)は教室内でお貸しします。
吹田 真里子:関西大学非常勤講師 カイロ大学考古学部Ph-D(エジプト学)。古代エジプト女性史専攻。エジプト調査ミッションと壁画修復の調査に参加。2019年4月より現職。
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