【教室受講コース】 「花宴巻」において、桜の花の宴の後に「朧月夜に似るものぞなき」と口ずさむ魅力的な声に惹かれた光源氏と朧月夜は出会います。しかし、夜更けに一人、朗詠しながら立ち歩くことは、貴族女性にとってはあり得ない行動でした。本講座では『枕草子』の描く世界に近いとされる朧月夜の人物造型を「花宴巻」を中心に読み解いていきます。 [オンライン受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7606786)
勝亦 志織:中京大学教授。 博士(日本語日本文学)。 研究テーマ:平安時代から鎌倉時代までの王朝物語及び和歌。 著書に『物語の〈皇女〉―もうひとつの王朝物語史―』(笠間書院、2010年)、『平安朝文学における語りと書記―歌物語・うつほ物語・枕草子から―』(武蔵野書院、2023年)、編著に伊藤禎子・勝亦志織編『王朝文学の〈旋律〉』(新典社、2022年)。
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