日本古代史の展開は、列島をとりまく東アジアの歴史と密接に結びついています。東アジアの世界は古代の日本にどのような影響を与え、逆に当時の日本は東アジアとどのように関わろうとしたのでしょうか。特に朝鮮半島は古代の日本と日常的に密接に関わっており、その関係は欠かせないものでした。朝鮮半島の歴史的動向と古代日本の展開を重ね合わせて考えることで世界のなかの日本という問題を考えます。(講師:記) 1月:倭の五王と朝鮮半島 2月:加耶問題 3月:隋代の倭国と朝鮮三国
河内 春人:こうち・はるひと 1970年東京都生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。同大学院博士後期課程退学。現在、関東学院大学教授、立教大学兼任講師。日本古代史専攻。主著『倭の五王』(中公新書)、『日本古代君主号の研究―倭国王・天子・天皇』(八木書店)、『東アジア交流史のなかの遣唐使』(汲古書院)、訳書『モノが語る日本対外交易史 七―一六世紀』(シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア著・藤原書店)など。
・筆記用具
・3/4は都合により休講になりました。補講は3/25に行います(3/13記)。 ・Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。