土と炎が作り出す「やきもの」。美術館の名品から身近な食器まで、日本陶磁を中心にその誕生と発展の歴史、それぞれの魅力、各窯業地の古今、やきものに関わる人物・エピソードなど、やきもの文化を広く深く学んでいきましょう。前回に引き続き、釉薬(うわぐすり)をテーマに、文様を描く絵具にも触れながら、各地・各時代のやきものを見ていきます。 あわせて陶磁器や工芸関係の展覧会も随時ご紹介します。 <各回カリキュラム(予定)> 1/23 鉄釉と鉄絵 2/27 コバルトの青 3/27 民藝の釉薬 .
森 由美:陶磁研究家 東京生まれ。東京芸術大学美術研究科修士課程修了。保存科学専攻。陶磁研究家。戸栗美術館評議員。著書に『古伊万里との対話』淡交社、『古伊万里からくさ美術館』平凡社 ほか。