1979年より放送された伝説的テレビ人形劇「プリンプリン物語」。人形美術を担当した造形作家・友永詔三さんが、あきるの市にある「深沢小さな美術館」で個性あふれる人形たちとともに制作当時を振り返ります。 この美術館自体、古民家を改修し友永さん自身が手を加え続けている一つの作品でもあり、細部まで見どころが満載です。「プリンプリン物語」に実際に登場した人形や、デザイン原画も紹介。プリンセス・プリンプリンと仲間たちの冒険の日々が、いまよみがえります。 ★朝日カルチャーセンター50周年記念企画。過去の講座を、ご要望にお応えして特別価格で配信します。
友永 詔三:造形作家 1944年四万十川上流の高知県窪川町に生まれる。幼少時より木彫、粘土など造形に興味を持つ。68年オーストラリアの人形劇団のコンテストに入賞し、渡豪。演出家ピーター・スクリベン氏、マリオネット美術家イゴール・ヒチカ氏に師事。79年NHK連続人形劇「プリンプリン物語」の人形美術を担当。84年ニューヨーク・ソーホーGa11ary91にて個展。89年「飛翔する少女たち展」で写真家の秋山庄太郎氏と知り合う。98年秋山氏撮影による作品集「聖少女幻想」発行。03年あきる野市のアトリエに友永詔三美術館完成。個展、企画展ほか多数。元 了徳寺大学芸術学部非常勤講師(人形アート)。