モネがジヴェルニーに移住してから、村はアーティストたちにとって魅力的な拠点となり、特にアメリカから多くの芸術家が訪れるようになりました。19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカの画家たちはフランスの印象派に強い影響を受けており、モネの作品や技法に惹かれて彼の近くで学ぼうとしたのです。その中でもモネはボストン出身のリラ・カボット・ペリーと特に親交がありました。リラは日本での滞在経験もあり、岡倉天心とも交流のあった親日家のアーティストでした。このエピソードでは、リラを始めとするアメリカの印象派アーティストたちとモネとの関係について取り上げます。 この講座は、リベラルアーツ力を身につけたい方、海外での美術館めぐりやガイドツアーをより楽しみたい方、好きなことを通して英語を勉強し、視野を広めたい方などにご受講をお勧めいたします。。 (講師記) ※講師はネイティブスピードの英語で、日本語での多少のフォローも入れながら解説します。(英検2級レベル以上) ・・・・・
宮本 由紀:西洋美術史講師 「英語でアート」(西洋美術史、美術英語)講師、アート・エデュケーター。女子美術大学非常勤講師。女子美術大学付属高等学校中学校の“美術英語”カリキュラム導入コンサルタント。ヒューストン大学美術史学科卒(学士号)、セント・トーマス大学大学院リベラルアーツ(美術史)科卒(修士号)、ヒューストン美術館ヨーロッパ美術部門インターンシップを経て、同美術館リサーチライブラリー勤務。日米アーティストのエージェント/メディエーターも務め、国内外で展覧会を企画。「英語でアート!」(マール社)、「メンタルに効く西洋美術」(マール社より新刊) 。
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