2024年もさまざまな短歌が生まれました。今年刊行された歌集の中から、現代を象徴する歌を取り上げ、どのような魅力があるのかを探っていこうと思います。若い世代の作から、ベテランの作まで幅広く取り上げます。最近の短歌がよくわからない、という方に、どのように読めばいいのかをお伝えしたいと考えています。今作られている歌を知ることは、自身の作歌にも大きく役立つことでしょう。(講師記)
吉川 宏志:「塔」主宰 歌人 1969年宮崎生まれ。94年、現代短歌評論賞受賞。95年、第1歌集『青蝉』刊。(翌年、現代歌人協会賞)。2006年寺山修司短歌賞、山本健吉文学賞を受賞。2016年若山牧水賞受賞。2020年刊『石蓮花』で芸術選奨文部科学大臣賞、斎藤茂吉短歌文学賞受賞。歌誌「塔」選者を経て2015年より「塔」主宰に就任。2023年度「NHK短歌」の選者。歌集に『夜光』『海雨』『曳舟』『雪の偶然』ほか。2024年『雪の偶然』で第58回・迢空賞を受賞。
※設備費は、教室維持費です。
作品提出や添削はありません。