「古写真」という世界があります。江⼾幕末の開国から明治にかけてのインバウンドの時代、写真機を携えて来⽇した異国の写真師たちがいました。その彼らから最新の写真術を学んだ⽇本の初期の写真師たち。彼らの⾜取りが、今⽇残されている「古写真アルバム」にみてとれます。セピア⾊の⽩⿊写真とカラー化された彩⾊写真。いつ、誰が、どこで撮ったのか?そのヒントは古写真の中に隠されています。その謎解きを楽しみながら、⽇本の原⾵景を旅してみませんか?そこに⾒えるのは私たち⽇本⼈の⼼に宿る⼼象⾵景。前半は謎解き編、後半は旅路編。時空を超えてのタイムトリップ。そこには発見の面白さと何か不思議な郷愁と安らぎが交錯します。 1。⻑崎と横浜:幕末開港インバウンドと写真師たち 2。古写真の謎解きと今昔物語:いつ・だれが・どこで 3。古写真のオリジナリティー:近代⽇本の原⾵景と⽇本⼈の⼼象⾵景 4。関東編(東京・横浜・箱根・⽇光) 5。関⻄編(京都・奈良・⼤阪・神⼾) 6。街道編(東海道・中⼭道)
森 望:1953年生まれ。⻑崎大学名誉教授。1976年東京大学薬学部卒、薬学博士。東邦大学薬学部助手、米国COH研究所、カリフォルニア工科大学 研究員、南カリフォルニア大学(USC)‧アンドラス老年学研究所助教授、国立⻑寿医療研究センター分子遺伝学研究部⻑、⻑崎大学医学部第一解剖教授、附属図書館長などを歴任。2019年より福岡国際医療福祉大学医療学部教授。2024年より特任教授。「寿命遺伝子」(講談社ブルーバック ス)、「老いと健康の文化史(翻訳)」(原書房)、「オランダ絵画にみる解剖学(翻訳)」(東京大学出版会) 、「明治の長崎撮影紀行:小川一真と江南信國のはるかなる旅路」(長崎文献社)など著書多数。
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