日常的に利用する機器は人により違いがあるものの、私たちは多くのデジタル機器に囲まれて生活しています。昨今の教育がデジタル機器に依存しすぎていることに、私は強い危機感を覚えています。無理をしてデジタル技術とつきあおうとする必要などありません。デジタル機器やAIがなければできないことは限られていますし、ニュートンやアインシュタインたちは、紙とペン、そして紙の本だけで学問を作り上げたのですから。人間の脳を鍛え、教養力を引き出すのに役立つヒントを織り交ぜながら、わかりやすくお話します。(講師・記) ★講師による新刊『デジタル脳クライシス』(朝日新書、10月刊)が販売予定です。終了後、講師が本にサインをいたします。
酒井 邦嘉:さかい・くによし 東京大学教授 1964年、東京生まれ。東京大学教授。同大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。同大学 医学部助手、マサチューセッツ工科大学 客員研究員、東京大学 大学院総合文化研究助教授を経て、現在に至る。2002年第56回毎日出版文化賞、2005年第19回塚原仲晃記念賞受賞。専門は言語脳科学と脳機能イメージング。著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』『科学という考え方』(中公新書)、『脳の言語地図』(明治書院)、『脳を創る読書』『考える教室』(実業之日本社)、『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新書)等、対談集に『芸術を創る脳』(東大出版会)がある。
★講師による新刊『デジタル脳クライシス』(朝日新書、10月刊)が販売予定です。終了後、講師が本にサインをいたします。
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