遠く神話の時代から吹き継がれてきた篠笛。女竹の一節で作られる篠笛は日本人の心を表現する楽器といえます。篠笛の音の出し方から始め、日本の古謡・民謡などを教材に基本を学び、長唄や祭囃子、そして本格的な篠笛独奏曲を学んでいきます。
鯉沼 廣行:(こいぬま・ひろゆき)横笛会(ようじょうかい)代表。国立音楽大学卒業。横笛・能管を福原百之助氏に師事、作曲を高田三郎に学ぶ。横笛(篠笛・能管・龍笛)奏者。1984年黒澤明監督映画「乱」の横笛指導と演奏。フィンランド、モスクワ、フランス、エストニア、スペイン、チェコなど海外や日本各地で演奏活動。CDも多数。著作「しの笛」「横笛のひびき」など多数。
宇佐見 裕子:(うさみ・ひろこ)横笛会(ようじょうかい)。
●七笨調子唄用の横笛(篠笛):竹製30,000円程度、またはプラスチック製2,000円程度 ●テキスト:鯉沼廣行編著『しの笛一・二』など ※新規の方は、事前の見学をお願いします。(楽器の購入など、講師へご相談ください。)