「胴体力」とは、伊藤昇が開発した独自の胴体トレーニング法で、「“胴体を動かす意識”の開発をされた身体から出る力」を意味します。「胴体」は、肩から股関節まで(=肩・胸・腹・背中・腰)を指し、手足や体を動かす時は、必ずこれらが協力して動いています。胴体が上手く使えている人は、動きがしなやかで強く、スピーディで優雅です。反対に、胴体がうまく使えない人は、胴体の動きを手足の筋肉でカバーするため、不自然で疲れやすく、身体に歪みや凝り、固さが生じ、故障や万病を引き起こすことになります。 身体本来の力を取り戻し、その能力を引き出すためには、「胴体」を意識的に動かし鍛える必要があります。胴体は、「@丸める・反る、A伸ばす・縮める、B捻る」の三方向にしか動きません。身体の複雑な動きはすべてこの3つの動きのバリエーションにすぎません。この3つの動きをしっかり意識してトレーニングすると、明確な身体、明晰な頭脳、豊かな心を作ることができます。 日曜クラスでは、「胴体力メソッド」の基本となる胴体の三方向への動き(丸める・反る、伸ばす・縮める、捻る)をさまざまなポジションから行います。また、肩や骨盤等を調整し、胴体の動きを手足に滑らかに伝えられるようにしていきます。全身の動きが改善されることで、身体の不調が解消されることが期待できます。(講師・記) ※トライアルご受講後、2ヶ月以内にご入会された場合は入会金が半額になります。
長安 香子:(ながやす・きょうこ)「飛龍会」所属。武道家・伊藤昇が開発した独自の胴体トレーニング法「胴体力」を中心に柔軟法・修正法を実践、指導している。
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