大河ドラマ「光る君へ」でも注目を集める『枕草子』。その世界を『新訂枕草子』の訳注者と愛読者の三人が縦横に語り合います。『枕草子』と定子サロンの魅力、その政治的背景、「春はあけぼの」をはじめ煌めく言葉の感性、『新訂』の工夫と新しさ、清少納言と紫式部の本当の関係、『源氏物語』への影響、大河ドラマの中の『枕草子』や清少納言像など話題は尽きません。(河添講師・記) 【参考書】河添房江・津島知明訳注『新訂 枕草子』上・下(角川ソフィア文庫) 画像は、清少納言図(土佐光起筆、東京国立博物館所蔵。colbaseを加工して作成) ★立川教室での受講をご希望の方は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7349441)からお申し込みください。
河添 房江:東京大学文学部卒。同大学院博士課程修了。博士(文学)。専攻は平安文学。著書に『源氏物語と東アジア世界』(NHKブックス)、『光源氏が愛した王朝ブランド品』(角川選書)、『唐物の文化史』(岩波新書)、『源氏物語越境論』(岩波書店)、三田村雅子氏との共編書に『源氏物語いま語り』『描かれた源氏物語』『薫りの源氏物語』(翰林書房)など。
津島 知明:1959年生まれ。國學院大學大学博士課程単位取得退学。博士(文学)。國學院大學ほか数々の大学、カルチャー教室にて枕草子の講座を担当。 著書に『ウェイリーと読む枕草子』(鼎書房)、『動態としての枕草子』(おうふう)、『枕草子論及』(翰林書房)、編著に『新編枕草子』(オモイカネブックス)、『枕草子 創造と新生』(翰林書房)、『新訂枕草子』(KADOKAWA)など。
たられば:編集者。X(旧Twitter)にて大型犬と本(書籍/雑誌)、平安朝文学への愛(特に清少納言と枕草子)を呟き続けてフォロワー数は約23万人(2024年7月末時点)。だいたいニコニコしています。好きな章段は「宮に初めて参りたるころ」(新訂 一七八段)。
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